導入事例
活用イメージ4.
家電量販店舗製品販促映像再生サイネージ
Androidタブレット
●導入の背景・経緯
家電量販店の店頭ディスプレイは、POPからチラシ、さらに動画と進化しています。
ただ動画再生で使うプレイヤーは高価なことが多いため、広告代理店Dは手頃な小型のサイネージディスプレイを探していました。
動画再生ができればいいため、DVDプレイヤーが必須ではありません。そこで一般的なタブレットをケースに収めたサイネージディスプレイを作ることを検討しました。
■タブレットに求めるもの・選定理由
・GMS(Google Mobile Service)に対応しておりGoogle Playストアからアプリをダウンロードして使えること
・メーカー独自のアプリがインストールされていないこと(サイネージディスプレイに仕立てる場合のキッティング作業工数が少なく済むため)
■導入後の効果と課題
今回のような用途で一般的なタブレットをサイネージで使用するメリットは
・コストが抑えられる
・コンテンツを本体に保存したものから再生できる
・無線LANを使ったリモート再生ができる
・SIMフリーで無線LAN環境がないところでも利用できる
など、多彩なシーンで使用できることです。
一方でデメリットはバッテリーを内蔵しているため、長く使うほどバッテリーの劣化が早くなります。対策として、電源は常時給電しない等の工夫が必要です。
また今回のケースでは、タブレットのスピーカー位置と用意したケース穴の位置が合わない場合があり、音声を使うコンテンツの場合に音声が小さくなってしまうことがありましたが、これはケース側を工夫することで対応できました。展示品横に置くサイネージなので音声が出せないことも多く、大きな問題にはなっていません。