導入事例

活用イメージ6.
ペーパーレスピッキングでの入出庫管理

10インチタブレット

●導入の背景・経緯

F倉庫では、ラックを使用した入出庫の運用をスムーズにしたいという要望がありました。
形や大きさの違うものを保管する場合に、どこに何が保管されているかが把握する必要がありますが、紙での管理では情報が更新されるたびに記録と印刷が繰り返され非常に効率が良くないため、解消のためにタブレットを導入することになりました。

■タブレットに求めるもの・選定理由

・汎用性があること
・無線LANが使用できること
・操作が容易であること
・アプリ導入が容易であること

■導入の効果

大きな倉庫ではフォークリフトに乗った作業となるため、汎用性のある10インチのAndroidタブレットをフォークリフトに取り付けることで無線LANで接続してセンター情報を手元で見られるようになりました。入庫時の荷物確認後にタブレットに表示される品名と場所をタッチすると、ラベルプリントができるハンディターミナル(他社製)から専用ラベルが印刷され、その時点で保管情報が一瞬で共有されます。
出庫時はタブレット上の表示で場所とラベル番号から該当の荷物を判断して出荷場へ運ぶことができます。
これによりペーパーレス化と情報のリアルタイム性が担保され、倉庫内の状況も細かく把握ができるようになったと評価されています。ヒューマンエラーによる誤出荷や、ベテランと新人での経験不足のギャップを少なくできるなど入出庫の効率化や人手不足への効果もありました。また荷物の動きも追えるため、在庫リスクがある商品は在庫数を少なくできるなど、在庫ロスのリスク軽減にもなると評価されています。

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