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バッテリーについて
リチウムイオンバッテリーについて、行政等から注意喚起を含む下記の各種情報が出ております。
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● 独立行政法人 国民生活センター
https://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210318_1.html
https://www.kokusen.go.jp/pdf/n-20210318_1.pdf -
● 東京消防庁
https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/topics/lithium_bt/index.html -
● 総務省消防庁
https://www.fdma.go.jp/laws/tutatsu/items/20240909jimurenraku.pdf - ● 環境省 https://www.env.go.jp/recycle/waste/lithium_1/index.html
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● 経済産業省
https://www.meti.go.jp/policy/consumer/seian/denan/lithium_faq.html -
●製品評価技術基盤機構(Nite)
https://www.nite.go.jp/data/000101539.pdf -
● 一般社団法人 電池工業会
https://www.baj.or.jp/battery/safety/safety16.html
リチウムイオンバッテリーの特徴や取り扱い方法について、主に上記情報の抜粋を元にご紹介いたします。
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1. リチウムイオンバッテリーとは
リチウムイオン電池とは、正極と負極の両極におけるリチウムの酸化・還元で電気エネルギーを供給する充電式の電池であり、正極ではリチウムが金属酸化物として、負極ではリチウムがイオン状態として蓄電される電池を指します。
充電することにより繰り返し使用できるリチウムイオン電池は、高容量化、小型化、そして安全性の確保によって利便性が向上し、さまざまな商品に使用されるようになっています。-
■ 主な特徴
高容量: 同じ体積で多くのエネルギーを蓄えることができるため、コンパクトな設計が可能
長寿命: 繰り返し充電でき、数百から数千回の充放電が可能
小型軽量: 他のバッテリーと比較して軽量で持ち運びやすい
自己放電率が低い: 使用しない状態でも電力が減りにくい
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■ 主な製品
・スマートフォンやタブレット
・ノートパソコン
・電動自転車や電動車両
・家庭用蓄電システム
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- 以下のような取り扱いをすると、バッテリーに負荷がかかり、膨張、破裂、発熱、発火などの原因になります。
- ・液もれしたり、異臭がする時には、直ちに火気より遠ざけてください。
- ・充電器や機器に接続する時にうまくつながらない場合は無理に接続しないでください。プラス・マイナスを逆に接続すると、リチウムイオン二次電池が逆に充電される原因となります。
- ・充電式電池(二次電池)はプラス、マイナスを間違えず、正しい方法で専用の充電器(チャージャー)を使用して充電してください。
- ・ストーブのそば、炎天下の自動車の車内など高温になる場所に放置しないでください。
- ・電池の異臭、発熱、変色、変形、その他今までと異なることに気づいた時は、ただちに使用を中止してください。
- ・リチウムイオン二次電池の充電中は毛布などで覆わないでください。
- ・使用前に、必ず機器の取り扱い説明書、または注意書きをお読みください。
2. 安全な取り扱い方法
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- ・長期間使用しない場合は、機器の漏れ電流により過放電に至る可能性がありますので、完全に電源を切ってください。
乳幼児の手の届かないところに置いてください。動物・ペットのそばには放置しないでください。噛む等によって電池が破損し、発熱、破裂、発火の原因になります。
3. 保管方法
- ・長期間使用しない場合は、機器の漏れ電流により過放電に至る可能性がありますので、完全に電源を切ってください。
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- ・他の廃棄物と混ぜない:リチウムイオン電池・電池使用製品は、その他の廃プラスチックや金属くずと分けてください。
- ・不要になったリチウムイオン電池・電池使用製品は、お住いの市町村のごみ捨てルールに従って捨ててください。
4. 廃棄方法
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- ・充電池の誤った使用方法やショートなどの理由により発熱、発火、破裂の可能性があります。
リチウムイオン電池は、電解液として可燃性の有機溶剤を使用しているため、衝撃等により内部の正極板と負極板が短絡し、急激に加熱後、揮発した有機溶剤に着火して出火することがあります。 - ・機器の外観が明らかに変形したり破損した場合はただちに使用をやめてください。
- ・万が一発火した際には、電池から火花の飛び散っている時には近寄らず、火花が収まってから消火器や大量の水で消火するとともに119番通報してください。
5. リチウムイオン電池の危険性と対策
- ・充電池の誤った使用方法やショートなどの理由により発熱、発火、破裂の可能性があります。
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- ・釘を刺したり、ハンマーで叩いたり、踏みつけたりしないでください。リチウムイオン二次電池が変形、保護機構が破損する可能性があり、発熱、破裂、発火の原因になります。
- ・電池や電池パックを分解すると内容物で化学やけどを負ったり、破裂し発火する場合があり危険です。また改造すると危険を防ぐ機能が損なわれ、破裂、発熱、発火する原因となります。
- ・電池を水、海水、ジュースなどの液体で濡らさないでください。リチウムイオン二次電池に組み込まれている保護回路が壊れ、発熱、破裂、発火の原因になります。
6. 禁止事項
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- ・充電池の保証期間は1年間です。
- ・製品に不具合や異常の兆候が見られた場合には、以下サポート窓口へお問い合わせください。
https://aiwa.net/support/repair
7. 製品保証とサポート